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ひめろぐ by Hime21

大島紬や着物をリメイクしてハンドメイドの洋服を作っています。着物、大島紬、東京~奄美大島のアレコレblogです。
ひめろぐ by Hime21 TOP  >  2016年07月18日
月別アーカイブ  [ 2016年07月 ] 

大島紬を織る【手】

2016-0718-1.jpg


奄美大島のお母様たちは、昔から子供を育てる為に

紬を織って、子供達を育てていたと、よく耳にします。

なので、島の方々と会話をする中で、

『お母さんも織っていたよ。』

とか、

『おばあが織っていたよ。』

とか、

タクシーに乗っていて会話をしていると、

『自分も昔、織っていましたよ。』

とか!!


ちなみに昭和の頃に建てられた賃貸物件には、広めの板の間がある間取りをよく見ます。

それは、機織りをする為のスペースだったとか・・・

(ちなみに私のミシン部屋もそのスペースを利用しています。)



さすが、本場奄美大島!!!!!



でもね、今では、織っても生活していけなくなり、織工さんの数も減って、

大島紬の危機が呟かれています。 なんか、悲しいですね。


次世代にこの芸術が受け継がれていって欲しいと切に願います。




そして、こちらのお母様。

現役で、ご自宅で大島紬を織っていらっしゃいます。

(写真は許可を得て撮っています。)



こちらのお母さんね、以前、大病をして、入院、手術をしたそうで・・・

術後、体調も悪い中、一番やりたい事を聞くと、

『紬を織ること!』

って仰ったんですって!!


凄くない?? 術後って、身も心も痛みと不安で、本当に辛いハズ。

そんな中、この言葉を言えるって・・・・。 


心から紬を愛しているんだなって、紬愛を感じました。

ジーーーーーーン・・・・



この話しを聞いて、こちらのお母さんにどうしても、もう一度お会いしたくなっちゃって、

後日、知人の知人である息子さんにお願いして、訪問させて頂いたんです☆ 

(島では、知人の知り合いとかで繋がっている事が多いんです。)



働く手、紬を見つめる眼差し、1本ずつ糸を繋げ織る繊細さ、手と足のリズム、

そして、嬉しそうに語りながらご機嫌に喋るお母様。



貴重な大島紬も拝見させて頂きました。

新しい言葉も覚えました。

紬って、本当に本当に奥が深いです。




きっと、ネットユーザーの皆様は、大島紬を調べると、

『○○式 ○マルキ ○大島紬』

とかで、価値を判断してしまうでしょう。

でもね、もっと深いんです。大島紬って♪♪



だけど、深すぎて、簡単に説明しきれないのが大島紬。

作る工程表を見ても、『???』ってなるかも。



ちなみに、私も以前、『???』ってなったので、

どうしても自分の目で確かめたくなって、思い切って、東京から奄美に飛んできました(笑)



大島紬村紬会館に行ったりして、分からない事を質問したり、

書籍を探し回ったけど、どこにもなくて、出版社に問い合わせて、貸して頂いたり・・・。



結局は・・・・分かりやすいように一言で説明するのは難しいって事も分かりました(笑)


なので、フィーリングで『良いな』って思ったものが、

自分とってイチバンなんだと思います☆彡


大島紬は、どれも素敵な事に間違いないですから♪





ここ、奄美大島は、本当に一流のものが多いです。


私の中での代表的なものは、【大島紬】ですが、

ここ奄美にはね、名もなき一流が沢山あるんです。


大島紬を織るお母様も一流。

でも、紬を織った方の名前は知らないでしょ。

名もなき・・・  宝がイッパイ!



奄美の人にね、よく
『何でわざわざ東京から来たの??ココには何もないでしょう??』

って聞かれるけど、溢れる程のがイッパイあります。

ここ奄美には・・・♪






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